陶磁器の伝統工芸品 33品目
土ものの「陶器」と石ものの「磁器」。有田・美濃・瀬戸・波佐見といった磁器の大産地から、備前・信楽・萩・唐津のような茶陶の産地まで、三十三の窯場が国指定を受けています。毎日の食卓で使えるものが多く、伝統工芸品の中でいちばん手に取りやすい分野です。
産地の都道府県
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会津本郷焼あいづほんごうやき
東北最古の白磁と、飴釉の「鰊鉢」。陶器と磁器の両方を焼く会津の窯場。
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大堀相馬焼おおぼりそうまやき
青ひび・走り駒・二重焼き。原発事故で故郷を離れた窯元が各地で再建を続ける焼き物。
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笠間焼かさまやき
決まった様式がなく作家の自由な作風が集まる、関東最大の陶芸の町。
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益子焼ましこやき
濱田庄司と民藝運動が育てた、ぽってりと厚手の温かな日用の器。
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佐渡無名異焼さどむみょういやき
佐渡金山から出る赤土「無名異」で焼く、硬く締まって金属音が鳴る朱色の陶器。
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九谷焼くたにやき
五彩の上絵付けが器を埋め尽くす、加賀の華麗な色絵磁器。
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越前焼えちぜんやき
釉薬をかけず薪の灰で自然釉をまとう、日本六古窯の素朴な焼き締め。
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美濃焼みのやき
志野・織部・黄瀬戸から日常食器まで。国内の食器の半分以上を作る最大の産地。
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赤津焼あかづやき
織部・志野・黄瀬戸など七つの釉薬と十二の装飾技法をもつ、瀬戸の茶陶の里。
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三州鬼瓦工芸品さんしゅうおにがわらこうげいひん
屋根を守る鬼瓦の技で作る、いぶし銀の置物や表札。鬼師の技が暮らしの品に。
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瀬戸染付焼せとそめつけやき
白い素地に呉須で山水や花鳥を描く、瀬戸の絵画的な染付磁器。
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常滑焼とこなめやき
朱泥の急須の代名詞。日本六古窯の一つで、土管から招き猫まで焼いてきた海辺の窯場。
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伊賀焼いがやき
古琵琶湖層の耐火土で作る土鍋と、桃山の茶陶「伊賀の破格」。
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四日市萬古焼よっかいちばんこやき
国内の土鍋の八割を作る産地。紫泥の急須と、直火に強い耐熱の器。
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信楽焼しがらきやき
たぬきの置物で知られる六古窯。火色と自然釉、大物づくりの技が生きる。
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京焼・清水焼きょうやき・きよみずやき
野々村仁清、尾形乾山の色絵から現代の作家まで。技法を限定しない京の総合陶芸。
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出石焼いずしやき
透けるように白い白磁に、浮き彫りや透かし彫りを施す但馬の磁器。
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丹波立杭焼たんばたちくいやき
左回転の蹴ろくろと登窯で焼く、素朴で力強い六古窯の民陶。
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石見焼いわみやき
大きな水がめ「はんどう」で知られる、耐酸・耐塩に強い石見の陶器。
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備前焼びぜんやき
釉薬をかけず、窯の中の炎と灰が景色を作る焼き締めの王者。
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萩焼はぎやき
「一楽二萩三唐津」。貫入に茶がしみて育つ「萩の七化け」が魅力の茶陶。
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大谷焼おおたにやき
人が中に入れるほど大きな甕を「寝ろくろ」で作る、鳴門の豪快な陶器。
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砥部焼とべやき
厚手で丈夫な白磁に、藍の呉須で唐草や太陽を描く日常の器。
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上野焼あがのやき
細川忠興の御用窯に始まる、薄手で軽やかな遠州七窯の茶陶。
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小石原焼こいしわらやき
飛び鉋、刷毛目、櫛目。ろくろの回転で生まれるリズミカルな模様の民陶。
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伊万里・有田焼いまり・ありたやき
日本磁器発祥の地。染付、柿右衛門、鍋島、金襴手と四百年の様式が今も生きる。
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唐津焼からつやき
「一楽二萩三唐津」。絵唐津、朝鮮唐津、斑唐津など、渋く力強い土ものの茶陶。
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波佐見焼はさみやき
「くらわんか碗」から現代のモダン食器まで。手頃で丈夫な日常磁器の産地。
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三川内焼みかわちやき
平戸藩御用窯の流れをくむ、唐子絵と透かし彫りの繊細な白磁。
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天草陶磁器あまくさとうじき
日本一の陶石を産する島で焼く、透明感のある白磁と素朴な陶器。
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小代焼しょうだいやき
鉄分の多い土に藁灰釉を流し掛ける、青小代・黄小代・白小代の素朴な陶器。
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薩摩焼さつまやき
貫入に金彩を施す「白薩摩」と、庶民の暮らしを支えた「黒薩摩」の二つの顔。
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壺屋焼つぼややき
琉球王府が窯を集めた壺屋に始まる、南国らしいおおらかな「やちむん」。