漆器の伝統工芸品 23品目
木地に漆を塗り重ねて仕上げる漆器は、日本を代表する工芸です。輪島塗・会津塗・山中漆器・紀州漆器などの大産地のほか、津軽塗や村上木彫堆朱のように技法が独特なものもあります。汁椀や箸は一万円以下から選べ、使うほどに艶が増します。
産地の都道府県
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津軽塗つがるぬり
四十回以上塗り重ねて研ぎ出す「唐塗」の斑模様。「馬鹿塗」と呼ばれるほど手間をかけた漆器。
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浄法寺塗じょうぼうじぬり
国産漆の最大産地で作る、無地の朱・黒・溜の潔い漆器。使うほど艶が増す。
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秀衡塗ひでひらぬり
金箔の菱形「有職菱文」と草花を描く、奥州藤原氏ゆかりの華やかな漆器。
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鳴子漆器なるこしっき
木目を透かす「木地呂塗」と、墨流しの模様「竜文塗」。温泉町のろくろ挽きの漆器。
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川連漆器かわつらしっき
八百年の歴史をもつ、手頃で丈夫な日用漆器の産地。花塗りの椀が定番。
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会津塗あいづぬり
縁起の良い「会津絵」と、金粉を蒔く華やかな蒔絵。日本有数の漆器の大産地。
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小田原漆器おだわらしっき
箱根の木を挽き、木目を透かす摺漆で仕上げる、素朴で丈夫な漆器。
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鎌倉彫かまくらぼり
木を彫って漆を塗る「彫漆」。仏具に始まり、深い彫りと朱の艶が魅力の鎌倉の漆器。
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新潟漆器にいがたしっき
竹の質感を漆で表す「竹塗」など、五つの変わり塗りをもつ港町・新潟の漆器。
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村上木彫堆朱むらかみきぼりついしゅ
木地に精緻な彫刻を施し、朱漆を塗って艶消しで仕上げる、城下町・村上の漆器。
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高岡漆器たかおかしっき
貝の輝きを生かす「青貝塗」、彫刻を施す「彫刻塗」、中国風の「勇助塗」。加賀藩の職人町の漆器。
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金沢漆器かなざわしっき
加賀藩の御細工所が育てた、格調高い加賀蒔絵の漆器。
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山中漆器やまなかしっき
「木地の山中」。ろくろ挽きの薄さと加飾挽きの筋目が美しい、温泉町の漆器。
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輪島塗わじまぬり
地の粉を使った堅牢な下地と沈金・蒔絵。百を超える工程で作る、日本を代表する高級漆器。
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越前漆器えちぜんしっき
業務用漆器の八割を作る産地。千五百年の歴史と、現代の食卓に合う器づくり。
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若狭塗わかさぬり
貝殻や卵殻を漆に埋めて研ぎ出す、海底の模様。若狭塗箸は国内の塗箸の八割。
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木曽漆器きそしっき
木曽ヒノキと錆土の堅牢な下地。座卓や重箱から日常の椀まで揃う中山道の漆の町。
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飛騨春慶ひだしゅんけい
透明な漆で木目を透かす、飛騨の匠が生んだ琥珀色の漆器。
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京漆器きょうしっき
茶道とともに洗練された、薄い木地と品格ある蒔絵。京の美意識を映す漆器。
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紀州漆器きしゅうしっき
会津・山中と並ぶ三大産地。黒江の町で作る、手頃で丈夫な日用漆器と根来塗。
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大内塗おおうちぬり
大内菱と秋草の蒔絵、そして丸顔の「大内人形」。西の京・山口の朱の漆器。
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香川漆器かがわしっき
蒟醤・存清・彫漆・後藤塗・象谷塗。彫って色を埋める独特の技法をもつ讃岐の漆器。
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琉球漆器りゅうきゅうしっき
鮮やかな朱に堆錦や螺鈿で南国の花鳥を描く、琉球王国の漆器。