織物の伝統工芸品 38品目
紬、絣、上布、花織。織物は糸を染めてから織る「先染め」が多く、産地ごとに糸の素材と文様の作り方が違います。着物や帯のほかに、今はストールや名刺入れ、ネクタイなど小物も豊富で、贈り物として選びやすくなりました。沖縄の織物が十三品目と多いのも、この分野の特徴です。
産地の都道府県
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二風谷アットゥㇱにぶたにあっとぅし
オヒョウなどの樹皮からとった糸で織る、アイヌの人びとの布。軽く丈夫で水に強い。
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羽越しな布うえつしなふ
シナノキの樹皮の糸で織る、日本最古級の織物。ざっくりとした風合いが魅力。
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置賜紬おいたまつむぎ
米沢・長井・白鷹の三産地で織られる、紅花染めや板締め絣の紬の総称。
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奥会津昭和からむし織おくあいづしょうわからむしおり
からむし(苧麻)の栽培から糸づくり、織りまでを村で担う、涼しく張りのある麻の布。
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結城紬ゆうきつむぎ
真綿から手でつむいだ糸を地機で織る、日本を代表する紬。ユネスコ無形文化遺産。
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伊勢崎絣いせさきがすり
大正から昭和にかけて全国を席巻した「伊勢崎銘仙」の流れをくむ、柄豊かな絹の絣。
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桐生織きりゅうおり
「西の西陣、東の桐生」。お召や緞子、ジャカードの帯地まで七つの技法をもつ絹織物の町。
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秩父銘仙ちちぶめいせん
型染めした経糸で織る「ほぐし捺染」の華やかな柄。表裏がなく、玉虫色に光る。
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多摩織たまおり
お召織、風通織、紬織など五つの技法をもつ、八王子の絹織物。ネクタイやストールも豊富。
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本場黄八丈ほんばきはちじょう
島の草木で染めた黄・樺・黒の三色を格子や縞に織る、八丈島の絹織物。
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村山大島紬むらやまおおしまつむぎ
板締め染色による精緻な絣が特徴の、東京・武蔵村山の絹紬。
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小千谷縮おぢやちぢみ
強撚糸で織り、湯もみでシボを出した麻の織物。夏の着物の代名詞。ユネスコ無形文化遺産。
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小千谷紬おぢやつむぎ
小千谷縮の絣技術を絹に生かした、真綿糸のやわらかな紬。
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塩沢紬しおざわつむぎ
真綿の紬糸を緯に使い、蚊絣のような細かな絣を織る、雪国・塩沢の上品な紬。
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十日町明石ちぢみとおかまちあかしちぢみ
強撚糸で織る薄手の絹縮。透けるほど軽く、夏の絹の着物として最上級の涼しさ。
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十日町絣とおかまちがすり
きもの産地・十日町で織られる、絵絣を得意とする絹の絣織物。
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本塩沢ほんしおざわ
強撚糸を使いシボを出した絹のお召「塩沢お召」。さらりとした感触と細かな絣。
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牛首紬うしくびつむぎ
二匹の蚕が作る「玉繭」から引いた糸で織る、釘をも抜くほど丈夫な紬。
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信州紬しんしゅうつむぎ
上田紬、飯田紬、松本紬、伊那紬など、信州各地の草木染め紬の総称。
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近江上布おうみじょうふ
琵琶湖の湿潤な気候が育てた麻織物。絣の上布と、シボのある「近江ちぢみ」。
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西陣織にしじんおり
帯の代名詞。金銀糸を織り込んだ豪華な紋織物から、綴や緞子まで十二の技法をもつ京の織物。
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弓浜絣ゆみはまがすり
弓ヶ浜の砂地で育った綿と藍で織る、絵絣の素朴な木綿織物。
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阿波正藍しじら織あわしょうあいしじらおり
天然藍で染めた綿糸を、シボのある「しじら」に織り上げた夏に涼しい木綿。
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久留米絣くるめがすり
藍染めの木綿絣の代表格。もんぺやシャツなど今の暮らしで最も人気のある絣。
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博多織はかたおり
細い経糸を密に張り、太い緯糸を打ち込んで織る張りのある絹織物。「献上柄」の帯で有名。
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本場大島紬ほんばおおしまつむぎ
泥染めの深い黒と精緻な絣で「紬の女王」と呼ばれる、奄美・鹿児島の絹織物。
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喜如嘉の芭蕉布きじょかのばしょうふ
糸芭蕉の繊維で織る、張りと透け感のある沖縄の夏布。重要無形文化財。
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久米島紬くめじまつむぎ
島の草木と泥で染めた深い茶と黒。日本の紬のルーツともいわれる、重要無形文化財の織物。
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首里織しゅりおり
王府の城下・首里で織られた、花倉織や道屯織など格調高い織物の総称。
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知花花織ちばなはなうい
経糸を浮かせて縦方向に模様を織る「経浮花織」。祭りの衣装から復興した沖縄市の花織。
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南風原花織はえばるはなうい
琉球絣の産地・南風原で織られる、色彩豊かで立体的な浮き模様の花織。
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宮古上布みやこじょうふ
手績みの苧麻糸を琉球藍で染め、砧で打って光沢を出す、最高級の麻織物。
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八重山上布やえやまじょうふ
白地に紅露(クール)で摺り込んだ茶絣。海にさらして仕上げる、八重山の涼しい麻布。
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八重山ミンサーやえやまみんさー
五つと四つの絣で「いつ(五)の世(四)までも」。想いを込めた八重山の綿の細帯。
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読谷山花織ゆんたんざはなうい
紺地に色糸で花のような点模様を浮かせる、読谷村で復興した琉球の花織。
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読谷山ミンサーゆんたんざみんさー
細帯「ミンサー」の読谷山版。花織の技法で模様を浮かせた、幅の狭い綿の帯。
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与那国織よなぐにおり
日本最西端の島で織られる、花織・ドゥタティ・カガンヌブー・シダディの四つの織物。
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琉球絣りゅうきゅうかすり
六百種ともいわれる図柄を絣で織る、絣のふるさと・南風原の絹織物。