1. ホーム
  2. 特集記事
  3. ふるさと納税で選べる伝統工芸品|産地の自治体と返礼品の探し方

ふるさと納税で選べる伝統工芸品|産地の自治体と返礼品の探し方

伝統工芸品は「産地が特定の市町村にある」ため、ふるさと納税の返礼品として非常に相性がよい分野です。産地の自治体を応援しながら、本物の工芸品を手に入れられます。ここでは返礼品として見つかりやすい品目と、選ぶときのポイントを整理します。

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

返礼品として人気の高い品目

南部鉄器(盛岡市・奥州市)、大館曲げわっぱ(大館市)、有田焼(有田町)、波佐見焼(波佐見町)、美濃焼(土岐市・多治見市)、堺打刃物(堺市)、越前打刃物(越前市)、輪島塗(輪島市)、甲州印伝(甲府市)は、返礼品の種類が特に豊富です。

食器や刃物、弁当箱のように日常で使うものは、寄付額に対する満足度が高く、リピートする人も多い分野です。

  • 南部鉄器の図案

    南部鉄器なんぶてっき

    岩手県金工品国指定 1975年

    鉄瓶で沸かした湯はまろやか。あられ模様の鉄瓶と鉄鍋で世界的に知られる鋳物。

  • 大館曲げわっぱの図案

    大館曲げわっぱおおだてまげわっぱ

    秋田杉を薄く曲げて桜皮で綴じる弁当箱。ご飯がおいしくなる木の器の代表格。

  • 伊万里・有田焼の図案

    伊万里・有田焼いまり・ありたやき

    佐賀県陶磁器国指定 1977年

    日本磁器発祥の地。染付、柿右衛門、鍋島、金襴手と四百年の様式が今も生きる。

  • 波佐見焼の図案

    波佐見焼はさみやき

    長崎県陶磁器国指定 1978年

    「くらわんか碗」から現代のモダン食器まで。手頃で丈夫な日常磁器の産地。

  • 美濃焼の図案

    美濃焼みのやき

    岐阜県陶磁器国指定 1978年

    志野・織部・黄瀬戸から日常食器まで。国内の食器の半分以上を作る最大の産地。

  • 堺打刃物の図案

    堺打刃物さかいうちはもの

    大阪府金工品国指定 1982年

    プロの料理人の九割が使うといわれる和包丁の頂点。鍛冶と研ぎの分業が生む切れ味。

  • 越前打刃物の図案

    越前打刃物えちぜんうちはもの

    福井県金工品国指定 1979年

    刀匠・千代鶴国安に始まる七百年の鍛冶。二枚広げの薄い包丁と鎌。

  • 輪島塗の図案

    輪島塗わじまぬり

    石川県漆器国指定 1975年

    地の粉を使った堅牢な下地と沈金・蒔絵。百を超える工程で作る、日本を代表する高級漆器。

  • 甲州印伝の図案

    甲州印伝こうしゅういんでん

    鹿革に漆で模様を置く、軽くて丈夫な革の工芸。財布、名刺入れ、バッグの定番。

産地を応援する意味のある品目

2024年の能登半島地震で被災した輪島塗、山中漆器、九谷焼などの石川県の産地、東日本大震災と原発事故で産地を離れた大堀相馬焼、雄勝硯は、ふるさと納税が産地の復興を直接支える仕組みになっています。

返礼品のページには職人の言葉や工房の様子が書かれていることが多く、品物とともに産地の状況を知ることができます。

  • 山中漆器の図案

    山中漆器やまなかしっき

    石川県漆器国指定 1975年

    「木地の山中」。ろくろ挽きの薄さと加飾挽きの筋目が美しい、温泉町の漆器。

  • 九谷焼の図案

    九谷焼くたにやき

    石川県陶磁器国指定 1975年

    五彩の上絵付けが器を埋め尽くす、加賀の華麗な色絵磁器。

  • 大堀相馬焼の図案

    大堀相馬焼おおぼりそうまやき

    福島県陶磁器国指定 1978年

    青ひび・走り駒・二重焼き。原発事故で故郷を離れた窯元が各地で再建を続ける焼き物。

  • 雄勝硯の図案

    雄勝硯おがつすずり

    宮城県文具国指定 1985年

    六百年の歴史をもつ黒い硯石。伊達政宗も愛した、墨のおりがよい雄勝の硯。

選ぶときのポイント

第一に、返礼品の説明に「伝統的工芸品」「伝統証紙」の記載があるかを確認します。産地の名前が付いていても、機械生産の品や産地外の製品が混ざることがあります。第二に、工房や作り手の名前が書かれているものを選ぶと、後で買い足すときの目安になります。第三に、人気の品は発送まで数か月待つことがあるので、贈り物に使うなら余裕をもって申し込みます。

各品目のページの「ふるさと納税で探す」ボタンからは、楽天ふるさと納税の検索結果に移動できます。産地の自治体名で絞り込むと見つけやすくなります。

ふるさと納税は、工芸品を「産地から直接受け取る」いちばん身近な方法です。控除の上限額を確認したうえで、産地の自治体を応援してみてください。

↑