長野県の温泉

渋温泉の泉質と効能・日帰り入浴

しぶおんせん 長野県下高井郡山ノ内町

渋温泉は、長野県北部の山ノ内町にある湯田中渋温泉郷の温泉地です。開湯は約1300年前とされ、石畳の路地に木造の宿が並ぶ風情ある温泉街が魅力です。源泉の異なる九つの外湯を巡る「九湯めぐり」が名物で、すべての宿と外湯が源泉かけ流しです。

泉質の分類単純温泉塩化物泉
泉質名の例温泉郷全体ではナトリウム-塩化物泉などとされ、外湯の渋大湯は単純温泉と案内されています。九つの外湯はそれぞれ源泉が異なり、成分や色も少しずつ違います。
お湯の色無色透明が中心。渋大湯は鉄分を含む茶褐色
特徴湯めぐり温泉街歴史濁り湯
所在地長野県下高井郡山ノ内町

渋温泉の歴史

渋温泉の開湯は約1300年前といわれ、古くから湯治場として栄えてきました。「天下の薬湯」とも呼ばれ、効き目の違う外湯を巡って体を整える湯治の文化が育ちました。隣り合う湯田中温泉などとともに湯田中渋温泉郷を形づくり、江戸時代からの面影を残す細い石畳の通りには、木造の旅館や昔ながらの湯治宿が今も並んでいます。温泉街の高台には渋高薬師があり、湯めぐりの締めくくりに参拝する習わしがあります。

お湯の特徴と入り方

渋温泉は「地面を掘ればお湯が出る」といわれるほど湯量が豊富で、宿も外湯もすべて源泉かけ流しです。外湯ごとに源泉が違い、多くは無色透明ですが、九番湯の渋大湯には鉄分を含んだ茶褐色のお湯が注がれています。外湯はそれぞれ胃腸、皮膚、目などによいと伝えられてきました。かけ流しの外湯は熱めのことが多いので、かけ湯で体を慣らしてから入り、無理に長湯をしないようにしましょう。

日帰り入浴と湯めぐり

初湯、笹の湯、綿の湯、竹の湯、松の湯、目洗の湯、七操の湯、神明滝の湯、渋大湯の九つの外湯を巡るのが「九湯めぐり」です。祈願手ぬぐいに各湯のスタンプを押しながら回り、最後に渋高薬師へお参りすると満願成就とされます。外湯は宿泊客が鍵を借りて入る仕組みで、宿泊しない人が入れるのは九番湯の渋大湯だけです。日帰りなら大湯に入り、温泉街の散策を楽しむのがよいでしょう。

周辺の見どころと名物

渋温泉からは、温泉に入るニホンザルで知られる地獄谷野猿公苑へ歩いて行くことができます。周辺には湯田中温泉や上林温泉など温泉郷の湯が集まり、志賀高原へのドライブの拠点にもなります。温泉街の菓子店では、地元で親しまれているうずまきパンや温泉まんじゅうが買えます。夜は浴衣に下駄で石畳を歩き、外湯を巡る湯治場らしい雰囲気を味わえます。

渋温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。渋温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

単純温泉
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

渋温泉へのアクセス

電車は長野電鉄の湯田中駅で降り、長電バスで約4分、渋和合橋で下車します。長野駅から湯田中駅までは長野電鉄の特急が便利です。車は上信越自動車道の信州中野ICから国道292号で約13kmです。

渋温泉のおすすめの季節

雪の降る冬は、雪化粧した温泉街を外湯巡りで歩くのが趣深く、地獄谷野猿公苑で温泉に入るサルも見られます。新緑から秋の紅葉の時期は、志賀高原と合わせた旅にも向いています。

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渋温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると渋温泉は北西の方角です。本命星ごとに、東京から北西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2028年8月7日〜9月7日
○ 2028年10月8日〜11月7日
二黒土星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
三碧木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
四緑木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
五黄土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
六白金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年6月6日〜7月7日
七赤金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
八白土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
九紫火星○ 2027年9月8日〜10月8日

主要都市から見た方位:東京から北西(約168km)、大阪から北東(約348km)、名古屋から北東(約223km)、福岡から北東(約807km)、札幌から南西(約747km)、仙台から南西(約275km)

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渋温泉のよくある質問

渋温泉の九湯めぐりは日帰りでもできますか?
九つの外湯は宿泊客向けで、宿で借りる鍵を使って入ります。宿泊しない人が入れるのは九番湯の渋大湯だけなので、九湯すべてを巡りたい場合は渋温泉の宿に泊まりましょう。
渋温泉のお湯の色は?
外湯ごとに源泉が違い、多くは無色透明ですが、九番湯の渋大湯は鉄分を含んだ茶褐色のお湯です。湯めぐりをすると、色や肌ざわりの違いを比べられます。
地獄谷野猿公苑へは渋温泉から行けますか?
渋温泉は地獄谷野猿公苑に近く、歩いて向かうことができます。山道を歩く区間があり、冬は雪で滑りやすくなるので、歩きやすい靴や滑り止めを用意しましょう。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。