長野県の温泉

白骨温泉の泉質と効能・日帰り入浴

しらほねおんせん 長野県松本市

白骨温泉は、長野県松本市の乗鞍岳のふもと、標高約1400mの山あいにある温泉地です。空気に触れて乳白色に変わるお湯が特徴で、「三日入れば三年風邪をひかない」と言い伝えられてきました。中部山岳国立公園の森に囲まれた、静かな湯の里です。

泉質の分類炭酸水素塩泉硫黄泉
泉質名の例カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、ナトリウム-炭酸水素塩泉、硫化水素型の硫黄泉などがあり、公共野天風呂は含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉です。
源泉温度約31〜50℃(源泉により異なる)
お湯の色湧き出たときは透明で、空気に触れて乳白色になる
特徴濁り湯秘湯渓谷日帰り入浴雪見歴史
所在地長野県松本市

白骨温泉の歴史

白骨温泉は、鎌倉時代に鎌倉往還が開かれたころにはすでに湧いていたとされます。江戸時代には大桶銀山の鉱夫が湯治に訪れたと伝わり、元禄年間に温泉宿が開かれ、やがて胃腸病の湯治場として知られるようになりました。名前の由来には、湯船に温泉成分が付いて白くなった「白船」から来たという説などがあります。中里介山の小説「大菩薩峠」に登場したことで名が全国に広まり、1974年には国民保養温泉地に指定されました。

お湯の特徴と入り方

白骨温泉の湯は、湧き出たときは透明で、空気に触れるうちに成分が変化して乳白色に濁っていきます。色合いは源泉や季節、浴槽によって変わり、地元では「湯は生きもの」といわれます。泉質は炭酸水素塩泉や硫黄泉で、ほのかな硫黄のにおいがあります。源泉温度は約31〜50℃と高すぎず、ゆっくり浸かりやすいのも特徴です。この湯で炊いた温泉粥を朝食に出す宿が多いのも白骨らしさです。

日帰り入浴と湯めぐり

温泉街の入り口近くにある白骨温泉公共野天風呂は、湯川の渓流に面した露天風呂で、白骨温泉で唯一の公共浴場です。営業は例年ゴールデンウィークから11月下旬ごろまでで、シャンプーや石けんは使えず、タオルも持参が必要です。このほか、日帰り入浴を受け付ける旅館もあり、宿ごとに乳白色の濃さや湯の雰囲気の違いを楽しめます。受け付けの有無や期間は宿によるので、事前に確かめてから訪ねましょう。

周辺の見どころと名物

温泉の成分が積み重なってできた噴湯丘と球状石灰石は、国の特別天然記念物に指定されています。湯川が石灰岩を削ってできた天然のトンネル「隧通し」と冠水渓は、吊橋から四季の景色を眺められる名所です。鍾乳洞の上を水が流れ落ちる竜神の滝も見どころです。名物は白骨の湯で炊いた温泉粥で、多くの宿の朝食で味わえます。近くの乗鞍高原や上高地と組み合わせた旅もしやすい場所です。

白骨温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。白骨温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

炭酸水素塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
硫黄泉
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型は末梢循環障害も)

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

白骨温泉へのアクセス

電車はアルピコ交通上高地線の新島々駅で降り、白骨温泉行きのバスで約1時間15分です。車は長野自動車道の松本ICから約38kmで、山道が続きます。冬は路線バスの運行や道路状況が変わるので事前に確認してください。

白骨温泉のおすすめの季節

新緑と紅葉の時期は、渓谷の景色と公共野天風呂を楽しめます。冬は雪に囲まれた乳白色の湯に浸かる雪見風呂が魅力ですが、山道の運転には雪道の備えが必要です。

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白骨温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると白骨温泉は北西の方角です。本命星ごとに、東京から北西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2028年8月7日〜9月7日
○ 2028年10月8日〜11月7日
二黒土星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
三碧木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
四緑木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
五黄土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
六白金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年6月6日〜7月7日
七赤金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
八白土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
九紫火星○ 2027年9月8日〜10月8日

主要都市から見た方位:東京から北西(約200km)、大阪から北東(約253km)、名古屋から北東(約130km)、福岡から北東(約717km)、札幌から南西(約830km)、仙台から南西(約370km)

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白骨温泉のよくある質問

白骨温泉のお湯はなぜ白いのですか?
湧き出た直後のお湯は透明ですが、空気に触れることで温泉の成分が変化し、だんだん乳白色に濁ります。源泉や季節、浴槽によって白さが変わるため、地元では「湯は生きもの」といわれています。
日帰りで入れるお風呂はありますか?
渓流沿いの白骨温泉公共野天風呂があり、例年ゴールデンウィークから11月下旬ごろまで営業します。日帰り入浴を受け付ける旅館もあるので、季節や受け付け状況を事前に確認しましょう。
「三日入れば三年風邪をひかない」とは?
白骨温泉に昔から伝わる言い伝えで、湯治場として親しまれてきた歴史を表しています。効き目には個人差があり、体調に不安がある人は医師に相談したうえで、無理のない入浴を心がけてください。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。