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山形仏壇やまがたぶつだん

ケヤキやセンの木目板を張り、木目を透かして塗る「木目出し」の金仏壇。肘木桝組みの宮殿と沈金の金具。

山形県仏壇・仏具国指定 1980年
山形仏壇の図案
図案は分類をもとにしたイメージです。実際の製品は各販売ページでご確認ください。
産地山形県(山形市・天童市・尾花沢市・酒田市)
分類仏壇・仏具
国指定1980年(経済産業大臣指定 伝統的工芸品)
主な製品金仏壇(木目出し)、小型仏壇、位牌、仏具
価格の目安小型仏壇 20万円前後〜、伝統的な金仏壇 100万円前後〜
特徴タグ

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山形仏壇について

山形仏壇は山形市を中心に作られる金仏壇です。江戸中期、紅花の取引で京都との行き来が盛んになり、京都から仏壇・仏具づくりの文化が入ってきました。江戸で彫刻を学んだ職人が欄間や仏具の彫刻を手がけるようになり、やがて塗師、蒔絵師、金具師をとりまとめて仏壇を作るようになったのが産地の始まりです。1980年に国の伝統的工芸品に指定されました。

木地、宮殿、彫刻、金具、塗り、蒔絵、金箔押しの七つの工程に分かれ、木地と宮殿を先に作り、その寸法に合わせて彫刻と金具を作ります。仮組みをしてから漆を塗り、蒔絵と金箔押しをして、最後に金具を取り付けます。

特徴・見どころ

最大の特徴は、木地の前面にケヤキやセンの木目板を張り、木目を透かして見せる「木目出しの塗り」です。総金箔の仏壇が多い中で、木の温もりが前面に出るのは山形仏壇ならではです。宮殿は肘木と桝を積み上げる「肘木桝組み」で寺院建築の構造を再現し、金具は黒く色をつけて唐草を沈金で彫った落ち着いた仕上げ、巻竜や天人の彫刻は華やかに作られます。渋さと豪華さが同居する仏壇です。

主な製品と価格の目安

  • 金仏壇(木目出し)
  • 小型仏壇
  • 位牌
  • 仏具

小型仏壇 20万円前後〜、伝統的な金仏壇 100万円前後〜。価格は作り手や仕様によって大きく変わります。目安としてご覧ください。

選び方・購入のポイント

木目を生かした前面が好みなら、他産地にはない選択肢です。山形市や天童市の仏壇店で、木目板の材(ケヤキ、セン)と宮殿の組物、金具の沈金の細かさを確かめて選びます。宗派と設置場所の寸法を伝えて相談し、修理や洗い(再生)の可否も聞いておくと安心です。

こんな人におすすめ

木の温もりのある落ち着いた金仏壇を求める人、山形の職人の分業の仕事を手元に置きたい人。

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