| 産地 | 新潟県(新潟市南区白根) |
|---|---|
| 分類 | 仏壇・仏具 |
| 国指定 | 1980年(経済産業大臣指定 伝統的工芸品) |
| 主な製品 | 金仏壇、小型仏壇、仏具 |
| 価格の目安 | 小型仏壇 20万円前後〜、金仏壇 100万円前後〜 |
| 特徴タグ |
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新潟・白根仏壇について
新潟・白根仏壇は新潟市南区白根で作られる金仏壇です。江戸中期、寺院建築を手がける伽藍師が京都の技法を取り入れて京型の仏壇を作り、自分で簡単な彫刻を施した「白木仏壇」を完成させたのが始まりとされます。十八世紀後半には産地独自の技術と分業体制が確立し、三百年以上の歴史をもちます。1980年に国の伝統的工芸品に指定されました。
木地、宮殿、彫刻、金具、塗り・蒔絵・箔押しの五つの専門職が分業で作ります。木地にはヒノキ、ヒメコマツ、ケヤキなどを一年以上乾燥させて使い、ほぞ組みで組み立てます。塗りは下地から上塗りまで最低三か月をかけ、本漆で仕上げます。
特徴・見どころ
宮殿を「平桝組み(ひらますぐみ)」という独自の組物で作り、組み立てと解体がしやすいのが最大の特徴です。損傷しても部品ごとに修復できるため、百年、二百年と使い続けられる堅牢さで知られています。金具は銅や真鍮に細かな点を打ち出す「魚子(ななこ)文様」が特徴で、金メッキや緑青で着色して華やかさを出します。蒔絵は磨き蒔絵、高蒔絵、平蒔絵を使い分け、荘厳優美な品格と堅牢さを両立させた仏壇です。
主な製品と価格の目安
- 金仏壇
- 小型仏壇
- 仏具
小型仏壇 20万円前後〜、金仏壇 100万円前後〜。価格は作り手や仕様によって大きく変わります。目安としてご覧ください。
選び方・購入のポイント
長く使うことを最優先するなら、分解修理を前提に作られた白根仏壇は有力です。新潟市南区の仏壇店で、宮殿の平桝組み、金具の魚子文様、蒔絵の技法を見比べて選び、将来の洗い・修復の相談先も確認しておきます。
こんな人におすすめ
百年単位で受け継ぐ仏壇を求める人、修理しながら使う前提で選びたい人、魚子文様の金具の細工に惹かれる人。