石川県の温泉

山代温泉の泉質と効能・日帰り入浴

やましろおんせん 石川県加賀市

山代温泉は石川県加賀市にある加賀温泉郷の一つで、約1300年前に僧・行基が開いたと伝わる古い温泉地です。共同浴場の総湯を旅館や店が囲む「湯の曲輪」の町並みが残り、明治時代の浴場を再現した古総湯では、昔ながらの入浴を体験できます。

泉質の分類硫酸塩泉塩化物泉
泉質名の例主な泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉です。ほかにカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉やアルカリ性単純温泉の源泉もあります。
源泉温度約65℃など(源泉により異なる)
pH弱アルカリ性
特徴湯めぐり日帰り入浴温泉街歴史
所在地石川県加賀市

山代温泉の歴史

山代温泉は約1300年前、高僧の行基によって見つけられたと伝わる古湯です。戦国時代には明智光秀が湯治に訪れたとされています。温泉寺の僧・明覚は平安時代に五十音図の起源の一つとされる書物を記しました。明治以降は与謝野晶子や泉鏡花、北大路魯山人といった文化人が訪れています。2009年に新しい総湯、2010年に明治時代の総湯を再現した古総湯がつくられ、湯の曲輪の町並みがよみがえりました。

お湯の特徴と入り方

主な泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、低張性・弱アルカリ性の高温泉です。湯はややとろみがあり、やわらかな湯ざわりといわれます。硫酸塩泉は肌をなめらかにするとされ、塩化物泉は体が温まりやすいといわれます。効能としては神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに適するとされます。古総湯は昔の入り方にならい、洗い場にシャワーや石けんを置かないつくりなので、体は湯をかけて流す程度にし、湯そのものを味わうつもりで入りましょう。

日帰り入浴と湯めぐり

山代温泉には二つの共同浴場があり、日帰りで入れます。「総湯」は加水をせずに源泉の湯に入れる共同浴場で、洗い場も整っています。「古総湯」は明治時代の浴場を再現した木造の建物で、九谷焼のタイルやステンドグラスで飾られた浴室が特徴です。湯上がりには2階の休憩所でひと休みできます。二つの湯は向かい合うように建っているので、続けて入り比べることもできます。

周辺の見どころと名物

総湯のまわりには、北大路魯山人が滞在した建物を公開する「魯山人寓居跡いろは草庵」や、九谷焼の窯跡を見学できる「九谷焼窯跡展示館」があります。薬王院温泉寺の周辺には、明覚にちなむ散策路も整備されています。九谷焼の器で料理を出す店や絵付け体験もあります。名物には総湯の売店で売られる温泉たまご入りのソフトクリームや、加賀棒茶などがあります。

山代温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。山代温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

硫酸塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

山代温泉へのアクセス

電車は北陸新幹線の加賀温泉駅からバスで約11〜13分です。車は北陸自動車道の加賀ICから約7kmです。東京からは新幹線で加賀温泉駅まで乗り換えなしで行けます。

山代温泉のおすすめの季節

北陸の海の幸、特にカニがおいしくなる冬がおすすめです。春や秋は気候がおだやかで、温泉街の散策や九谷焼めぐりをゆっくり楽しめます。

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山代温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると山代温泉は西の方角です。本命星ごとに、東京から西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年5月6日〜6月6日
二黒土星○ 2027年1月5日〜2月4日
三碧木星○ 2027年5月6日〜6月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
四緑木星◎ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年6月6日〜7月7日
五黄土星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
六白金星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
七赤金星○ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
八白土星◎ 2027年2月4日〜3月6日
◎ 2027年7月7日〜8月8日
九紫火星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年1月5日〜2月4日

主要都市から見た方位:東京から西(約314km)、大阪から北東(約193km)、名古屋から北西(約133km)、福岡から北東(約619km)、札幌から南西(約866km)、仙台から南西(約456km)

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山代温泉のよくある質問

山代温泉の泉質は?
主な泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、弱アルカリ性の高温泉です。ほかに硫酸塩泉や単純温泉の源泉もあります。ややとろみのある湯ざわりといわれます。
山代温泉の総湯と古総湯の違いは?
総湯は洗い場が整った共同浴場で、加水しない源泉に入れます。古総湯は明治時代の浴場を再現した建物で、九谷焼のタイルやステンドグラスに囲まれ、昔ながらの入り方を体験できます。
湯の曲輪とは何ですか?
共同浴場の総湯を中心に、その周りを旅館や店が囲むように並ぶ町並みのことで、地元では「ゆのがわ」と呼びます。山代温泉ではこの昔ながらの町の形が今も残っています。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。