石川県の温泉

山中温泉の泉質と効能・日帰り入浴

やまなかおんせん 石川県加賀市

山中温泉は石川県加賀市の大聖寺川沿いにある加賀温泉郷の一つです。開湯は約1300年前と伝わり、松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で長く滞在したことでも知られます。無色透明のさらりとした湯と、渓谷「鶴仙渓」の散策、山中漆器の町並みが魅力です。

泉質の分類硫酸塩泉
泉質名の例泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉です。複数の源泉を混ぜた湯を、総湯「菊の湯」や旅館に配っています。
源泉温度約48〜50℃
pHpH8.5前後の弱アルカリ性
お湯の色無色透明
特徴渓谷日帰り入浴温泉街歴史
所在地石川県加賀市

山中温泉の歴史

山中温泉は約1300年前、奈良時代の僧・行基が見つけたと伝わる温泉です。江戸時代には松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅の途中で8泊ほど滞在し、「山中や菊はたをらぬ湯の匂」の句を残しました。芭蕉は山中の湯を有馬や草津と並ぶ名湯とたたえたといわれます。昭和初期までは各宿に内湯がなく、湯治客は「湯座屋」と呼ばれた共同浴場に通っていました。その伝統が現在の総湯「菊の湯」に受け継がれています。

お湯の特徴と入り方

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で、無色透明のさらりとした湯です。源泉の温度は約48〜50℃、pHは8.5前後の弱アルカリ性とされています。硫酸塩泉は肌にやさしく、湯上がりがさっぱりする湯といわれます。効能としては神経痛や筋肉痛、冷え性、切り傷などに適するとされています。菊の湯の浴槽は深めでやや熱いと感じる人もいるので、かけ湯で体を慣らしてから、ゆっくり肩までつかりましょう。

日帰り入浴と湯めぐり

日帰り入浴なら、温泉街の中心にある総湯「菊の湯」が定番です。名前は芭蕉の句にちなんでいます。男湯と女湯が別々の建物になっているのが特徴で、男湯は天平風のつくり、女湯は民謡「山中節」を鑑賞できる山中座に併設されています。男湯の壁には山中温泉の縁起絵巻の一部が九谷焼のタイルで描かれています。そばには足湯「笠の露」もあります。

周辺の見どころと名物

温泉街のそばを流れる大聖寺川の渓谷「鶴仙渓」には、黒谷橋からこおろぎ橋まで約1.3kmの遊歩道があります。総檜づくりの「こおろぎ橋」や、S字形の「あやとりはし」が見どころです。山中は木地をろくろで挽く山中漆器の産地で、山中うるし座では職人の技を見学できます。九谷焼の発祥の地も山中温泉の奥にあった九谷村です。

山中温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。山中温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

硫酸塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

山中温泉へのアクセス

電車は北陸新幹線の加賀温泉駅からバスで約30分です。車は北陸自動車道の加賀ICから温泉街へ向かいます。東京からは新幹線で加賀温泉駅まで乗り換えなしです。

山中温泉のおすすめの季節

鶴仙渓が色づく秋の紅葉シーズンが特に人気です。新緑の春から初夏は渓谷の散策が気持ちよく、冬は北陸のカニ料理と温泉を合わせて楽しめます。

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山中温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると山中温泉は西の方角です。本命星ごとに、東京から西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年5月6日〜6月6日
二黒土星○ 2027年1月5日〜2月4日
三碧木星○ 2027年5月6日〜6月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
四緑木星◎ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年6月6日〜7月7日
五黄土星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
六白金星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
七赤金星○ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
八白土星◎ 2027年2月4日〜3月6日
◎ 2027年7月7日〜8月8日
九紫火星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年1月5日〜2月4日

主要都市から見た方位:東京から西(約312km)、大阪から北東(約189km)、名古屋から北西(約128km)、福岡から北東(約618km)、札幌から南西(約870km)、仙台から南西(約457km)

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山中温泉のよくある質問

山中温泉の泉質は?
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で、無色透明のさらりとした湯です。pHは8.5前後の弱アルカリ性とされ、肌あたりがやさしく、湯上がりがさっぱりするといわれています。
菊の湯の男湯と女湯はなぜ別の建物なのですか?
山中温泉の総湯「菊の湯」は、男湯と女湯が通りをはさんで別々の建物になっています。女湯は山中節を鑑賞できる山中座に併設され、男湯は天平風の独立した建物です。
山中温泉の周辺で散策するなら?
大聖寺川の渓谷「鶴仙渓」の遊歩道がおすすめです。こおろぎ橋やあやとりはしなど個性的な橋が架かり、春の新緑や秋の紅葉の時期は特に景色がきれいです。

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石川県のお土産は全国おみやげ図鑑、伝統工芸品は全国伝統工芸品マップでも紹介しています。

参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。