和歌山県の温泉

湯の峰温泉の泉質と効能・日帰り入浴

ゆのみねおんせん 和歌山県田辺市

湯の峰温泉は、熊野本宮大社に近い山あいにある小さな温泉地です。4世紀の開湯と伝わり、日本最古の湯ともいわれます。熊野詣での人々が身を清めた湯垢離場として栄え、川辺の「つぼ湯」は世界遺産の一部になっています。

泉質の分類硫黄泉炭酸水素塩泉塩化物泉
泉質名の例主な泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉です。つぼ湯の源泉もこの泉質で、ほかに塩化物泉の源泉もあります。
源泉温度約75〜90℃(湯筒の源泉は約90℃)
pH中性(つぼ湯の源泉)
お湯の色無色〜白濁。つぼ湯は1日に7回色が変わるといわれる
特徴濁り湯日帰り入浴渓谷歴史
所在地和歌山県田辺市

湯の峰温泉の歴史

湯の峰温泉は成務天皇の時代、4世紀ごろに開かれたと伝えられ、日本最古の温泉の一つともいわれます。平安時代以降は、熊野本宮大社へ参る人々が湯に浸かって心身を清める「湯垢離場」として栄えました。病で倒れた小栗判官がこの湯で回復したという伝説も残り、歌舞伎や浄瑠璃の題材になっています。湯の谷川沿いの小さな温泉街は、今も参詣の宿場の面影を残しています。つぼ湯は「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界遺産に登録されています。

お湯の特徴と入り方

主な泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、硫黄の香りがする湯です。源泉温度は90℃ほどと高く、浴槽の湯も熱めのことがあります。つぼ湯の湯は、時間や天候によって色が変わり、1日に7回も変化するといわれます。熱めの湯が多いので、かけ湯をしてから少しずつ入りましょう。硫黄で金属が変色することがあるので、アクセサリーは外しておくと安心です。神経痛や皮膚の症状などによいといわれます。

日帰り入浴と湯めぐり

名物のつぼ湯は、湯の谷川の中にある小さな岩風呂で、一組ずつ交代で貸し切りにして入ります。順番待ちになることも多いので、時間に余裕を持って訪れましょう。隣の「湯の峰温泉公衆浴場」には一般湯と、源泉に近い湯を使ったくすり湯があり、地元の人にも親しまれています。公衆浴場の前の湯筒では、90℃の源泉で卵や野菜をゆでることができ、温泉卵作りも楽しみの一つです。

周辺の見どころと名物

熊野古道中辺路の大日越を歩けば、熊野本宮大社まで山道でつながっています。本宮大社の近くには、かつて社殿があった大斎原があり、日本一とされる大鳥居が立っています。近隣には川底から湯が湧く川湯温泉や、わたらせ温泉もあり、本宮温泉郷として湯めぐりができます。温泉街では湯筒でゆでた温泉卵や、熊野地方のめはり寿司などを味わえます。

湯の峰温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。湯の峰温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

硫黄泉
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型は末梢循環障害も)
炭酸水素塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

湯の峰温泉へのアクセス

電車はJR紀伊田辺駅から龍神バスで約1時間30分、湯峰温泉バス停で降ります。車は紀勢自動車道の上富田ICから国道311号経由で約50kmです。

湯の峰温泉のおすすめの季節

熊野古道を歩くなら気候のよい春と秋がおすすめです。冬は川沿いに湯けむりが立ちのぼり、温泉地らしい風景になります。つぼ湯は連休中に混み合うので、平日の訪問が向いています。

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湯の峰温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると湯の峰温泉は南西の方角です。本命星ごとに、東京から南西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年6月6日〜7月7日
二黒土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
三碧木星○ 2026年12月7日〜1月5日
四緑木星○ 2027年3月6日〜4月5日
○ 2027年4月5日〜5月6日
五黄土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
六白金星○ 2029年5月5日〜6月5日
○ 2029年6月5日〜7月7日
七赤金星◎ 2027年7月7日〜8月8日
八白土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
九紫火星○ 2026年12月7日〜1月5日
○ 2027年9月8日〜10月8日

主要都市から見た方位:東京から南西(約420km)、大阪から南(約100km)、名古屋から南西(約181km)、福岡から東(約494km)、札幌から南西(約1136km)、仙台から南西(約674km)

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湯の峰温泉のよくある質問

つぼ湯にはどうやって入るのですか?
公衆浴場の受付で入浴券を買い、一組ずつ交代の貸し切りで入ります。時間は1組30分ほどが目安で、混雑時は順番待ちになります。小さな湯船なので譲り合って利用しましょう。
湯の峰温泉のお湯は何に良いといわれますか?
含硫黄の湯で、皮膚の症状や神経痛、疲労回復などによいといわれます。高温の源泉なので、体調に合わせて短めの入浴を心がけましょう。
温泉卵は作れますか?
公衆浴場の前にある湯筒で、約90℃の源泉を使って卵や野菜をゆでられます。ゆで時間の目安は現地の案内を確認し、やけどに気をつけて楽しみましょう。

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和歌山県のお土産は全国おみやげ図鑑、伝統工芸品は全国伝統工芸品マップでも紹介しています。

参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。