兵庫県の温泉

有馬温泉の泉質と効能・日帰り入浴

ありまおんせん 兵庫県神戸市北区

有馬温泉は、神戸市北区、六甲山の北側にある温泉地です。日本三古湯のひとつ、また日本三名泉のひとつに数えられる名湯で、豊臣秀吉が愛したことでも知られます。鉄分と塩分を多く含む赤褐色の「金泉」と、炭酸泉やラドン泉の「銀泉」という性格の違うお湯を楽しめます。

泉質の分類塩化物泉含鉄泉二酸化炭素泉放射能泉
泉質名の例赤褐色の「金泉」は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉、無色透明の「銀泉」は二酸化炭素泉(炭酸泉)と放射能泉(ラドン泉)です。天神泉源など複数の泉源があります。
源泉温度約25〜98℃(源泉により異なる)
お湯の色金泉は赤褐色の濁り湯、銀泉は無色透明
特徴濁り湯日帰り入浴湯めぐり温泉街名湯歴史
所在地兵庫県神戸市北区

有馬温泉の歴史

有馬温泉は日本最古の温泉地のひとつとされ、白浜・道後とともに日本三古湯に数えられます。奈良時代の神亀元年(724年)に行基が温泉を開き、薬師如来をまつって温泉寺を建てたと伝えられています。その後衰えた時期もありましたが、鎌倉時代に仁西上人が再興しました。戦国時代には豊臣秀吉がたびたび訪れ、湯山御殿の湯殿跡が見つかっています。江戸時代の温泉番付では西の大関とされ、林羅山は日本三名泉のひとつに挙げました。

お湯の特徴と入り方

「金泉」は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉で、湧き出たときは無色透明ですが、空気に触れると鉄分が酸化して赤褐色に濁ります。塩分がとても濃く、海水より塩辛いほどで、体が温まりやすいといわれます。源泉温度は90℃を超えるものもあります。「銀泉」は無色透明で、炭酸を含む二酸化炭素泉と、微量のラドンを含む放射能泉があります。金泉は成分が濃いので長湯を避け、肌の弱い人は上がり湯で流しましょう。タオルや水着は色がつくことがあります。

日帰り入浴と湯めぐり

温泉街には外湯の「金の湯」と「銀の湯」があり、旅行者も気軽に金泉と銀泉を入り比べられます。金の湯の横には無料の足湯「太閤の足湯」もあります。温泉街の旅館やホテルの多くも日帰り入浴を受け付けており、宿ごとに違う泉源のお湯を楽しめます。天神泉源など湯けむりの立つ泉源をめぐりながら、坂道の多い町並みを歩くのも有馬ならではの楽しみ方です。

周辺の見どころと名物

極楽寺の境内にある「太閤の湯殿館」では、秀吉ゆかりの湯殿の遺構を見ることができます。湯けむりを上げる天神泉源や、炭酸泉源公園、秀吉の妻にちなむねね橋、紅葉の名所の瑞宝寺公園なども見どころです。名物は炭酸泉を使った炭酸せんべいで、焼きたてを味わえる店もあります。六甲有馬ロープウェーを使えば、六甲山上とも行き来できます。

有馬温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。有馬温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
二酸化炭素泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、自律神経不安定症
放射能泉
高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎など

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

有馬温泉へのアクセス

電車は神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅で降り、温泉街は駅から歩いてすぐです。大阪や三宮からは直通の路線バス・高速バスもあります。車は阪神高速北神戸線の有馬口出口から約3kmです。

有馬温泉のおすすめの季節

瑞宝寺公園などが色づく11月の紅葉の時期が人気で、有馬大茶会も開かれます。冬は塩分の濃い金泉で体がよく温まり、正月には入初式が行われます。

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有馬温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると有馬温泉は西の方角です。本命星ごとに、東京から西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年5月6日〜6月6日
二黒土星○ 2027年1月5日〜2月4日
三碧木星○ 2027年5月6日〜6月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
四緑木星◎ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年6月6日〜7月7日
五黄土星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
六白金星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
七赤金星○ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
八白土星◎ 2027年2月4日〜3月6日
◎ 2027年7月7日〜8月8日
九紫火星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年1月5日〜2月4日

主要都市から見た方位:東京から西(約422km)、大阪から北西(約25km)、名古屋から南西(約154km)、福岡から北東(約464km)、札幌から南西(約1060km)、仙台から南西(約634km)

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有馬温泉のよくある質問

金泉と銀泉の違いは何ですか?
金泉は鉄分と塩分を多く含む含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉で、空気に触れて赤褐色になります。銀泉は無色透明で、炭酸を含む二酸化炭素泉と、ラドンを含む放射能泉があります。
日帰りで金泉・銀泉に入れますか?
外湯の「金の湯」で金泉に、「銀の湯」で銀泉に入れます。日帰り入浴を受け付ける旅館やホテルも多くあります。休館日や時間は各施設で事前に確認してください。
有馬温泉が「名湯」といわれる理由は?
白浜・道後と並ぶ日本三古湯のひとつで、林羅山が日本三名泉に挙げたことでも知られます。行基による開湯伝説や、豊臣秀吉が愛した歴史もあります。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。