栃木県の温泉
奥日光湯元温泉の泉質と効能・日帰り入浴
おくにっこうゆもとおんせん 栃木県日光市
奥日光湯元温泉は、標高約1480メートルの湯ノ湖のほとりに湧く山の温泉です。日光を開いた勝道上人が見つけたと伝わり、1954年に国民保養温泉地の第1号に指定されました。緑がかった源泉が空気に触れて白く濁る、硫黄の香りの湯が魅力です。
| 泉質の分類 | 硫黄泉硫酸塩泉炭酸水素塩泉 |
|---|---|
| 泉質名の例 | 主な泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)で、湯ノ平湿原の源泉はすべて自然に湧き出しています。 |
| 源泉温度 | 約55〜78℃(源泉により異なる) |
| お湯の色 | 源泉は緑がかった色で、空気に触れると乳白色に濁る |
| 特徴 | 濁り湯日帰り入浴雪見歴史 |
| 所在地 | 栃木県日光市 |
奥日光湯元温泉の歴史
湯元温泉は、日光山を開いた勝道上人が延暦7年(788年)に見つけたと伝えられています。上人は薬師瑠璃光如来をまつり、この湯を「薬師の湯」と名づけたといわれます。源泉地のそばには輪王寺の寺院である日光山温泉寺があり、信仰と温泉が結びついた土地柄を今も感じられます。1954年(昭和29年)には、酸ヶ湯温泉・四万温泉とともに国民保養温泉地の第1号に指定され、自然豊かな保養の地として知られるようになりました。
お湯の特徴と入り方
主な泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉で、硫化水素型の硫黄泉です。湧き出したばかりの源泉は緑がかった色をしていますが、空気に触れると湯の花ができて乳白色に濁ります。源泉温度は50〜70℃台と高温です。硫黄分で銀製品が変色することがあるので、アクセサリーは外して入りましょう。標高が高く外気が冷たいため、湯上がりは体を冷やさないよう気をつけてください。
日帰り入浴と湯めぐり
源泉地のそばにある日光山温泉寺には寺湯の「薬師湯」があり、参拝とあわせて湯に浸かれます。温泉街の旅館やホテルには日帰り入浴を受け付けているところもあり、宿ごとに湯の濁り方や雰囲気の違いを楽しめます。湯ノ平湿原では源泉ごとの湯小屋が並ぶ源泉地を木道から見学でき、温泉が湧き出す様子を間近に感じられます。受付の有無は事前に確認しましょう。
周辺の見どころと名物
温泉街の目の前に広がる湯ノ湖は周囲約3キロの堰き止め湖で、湖畔の散策が楽しめます。湖畔には環境省の日光湯元ビジターセンターがあり、奥日光の自然について知ることができます。湯元の源泉地からは光徳温泉や中禅寺温泉にもお湯が送られていて、奥日光一帯の温泉の元となる場所です。中禅寺湖方面へも路線バスや車で移動でき、奥日光の自然めぐりの拠点になります。
奥日光湯元温泉の効能(泉質別の適応症)
環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。奥日光湯元温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。
- 硫黄泉
- アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型は末梢循環障害も)
- 硫酸塩泉
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
- 炭酸水素塩泉
- きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。
奥日光湯元温泉へのアクセス
JR日光駅・東武日光駅から東武バスの湯元温泉行きに乗り、終点まで約1時間20〜30分です。車では日光宇都宮道路の清滝ICから約27kmです。
奥日光湯元温泉のおすすめの季節
夏は標高が高く涼しいため、避暑とハイキングを兼ねた滞在に向いています。秋は湯ノ湖周辺がいち早く色づき、冬は雪に囲まれた静かな温泉地で白濁の湯を楽しめます。
♨ JTBで奥日光湯元温泉の宿・旅館を探す奥日光湯元温泉は誰の吉方位?
どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると奥日光湯元温泉は北の方角です。本命星ごとに、東京から北が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。
| 本命星 | 次に吉方位になる時期 |
|---|---|
| 一白水星 | ◎ 2028年2月4日〜3月5日 ◎ 2028年5月5日〜6月5日 |
| 二黒土星 | ○ 2028年2月4日〜3月5日 ○ 2028年9月7日〜10月8日 |
| 三碧木星 | ○ 2030年2月4日〜3月5日 ○ 2030年3月5日〜4月5日 |
| 四緑木星 | ◎ 2029年3月5日〜4月4日 ◎ 2029年5月5日〜6月5日 |
| 五黄土星 | ○ 2028年2月4日〜3月5日 ○ 2028年7月6日〜8月7日 |
| 六白金星 | ○ 2028年7月6日〜8月7日 ○ 2028年8月7日〜9月7日 |
| 七赤金星 | ○ 2028年7月6日〜8月7日 ○ 2028年8月7日〜9月7日 |
| 八白土星 | ○ 2028年2月4日〜3月5日 ○ 2028年7月6日〜8月7日 |
| 九紫火星 | ◎ 2028年5月5日〜6月5日 ◎ 2028年7月6日〜8月7日 |
主要都市から見た方位:東京から北(約129km)、大阪から北東(約425km)、名古屋から北東(約292km)、福岡から北東(約892km)、札幌から南(約715km)、仙台から南西(約206km)
🧭 あなたの生年月日と出発地で、吉方位の温泉を探す(どこいく?)奥日光湯元温泉のよくある質問
- 湯元温泉のお湯はなぜ白いのですか?
- 源泉は緑がかった色をしていますが、空気に触れると硫黄分が酸化して湯の花ができ、乳白色に濁ります。湧き出してからの時間や空気との触れ方で見え方が変わるのも、この温泉ならではです。
- 源泉を見学できますか?
- 温泉街の奥の湯ノ平湿原に源泉地があり、木道を歩いて源泉の小屋の近くまで行けます。湯元温泉のほか、光徳温泉や中禅寺温泉にもここからお湯が送られています。
- 国民保養温泉地とは何ですか?
- 温泉の効能や周辺の自然環境が保養に適した温泉地として、国が指定するものです。日光湯元温泉は1954年に、酸ヶ湯温泉・四万温泉とともに第1号に指定されました。
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参考にした資料
泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。