群馬県の温泉

伊香保温泉の泉質と効能・日帰り入浴

いかほおんせん 群馬県渋川市

伊香保温泉は、群馬県の榛名山の中腹にある温泉地です。365段の石段の両側に旅館や土産物店が並ぶ石段街が名物で、万葉集にも詠まれた古い歴史があります。茶褐色の「黄金の湯」と無色透明の「白銀の湯」、2種類のお湯を楽しめます。

泉質の分類硫酸塩泉単純温泉
泉質名の例古くからの源泉「黄金の湯」は硫酸塩泉で、鉄分を含み空気に触れて茶褐色になります。1996年から使われ始めた「白銀の湯」はメタけい酸を含む無色透明の湯で、宿の案内では単純温泉と表示されることが多いです。
源泉温度黄金の湯は約41〜46℃、白銀の湯は10℃前後で加温して利用
お湯の色黄金の湯は茶褐色、白銀の湯は無色透明
特徴濁り湯日帰り入浴温泉街歴史
所在地群馬県渋川市

伊香保温泉の歴史

伊香保の名は万葉集や古今和歌集にも登場し、古くから知られた土地です。戦国時代の末期には、戦で傷ついた武士の湯治場として温泉街が整えられ、黄金の湯の源泉から引いた湯を石段の下に通した樋で各宿へ分ける「小間口」という仕組みが生まれました。この仕組みは今も受け継がれています。明治時代にはドイツ人医師ベルツが保養地としてすすめ、その後は文人や在日外国人の避暑地としても親しまれ、徳富蘆花や与謝野晶子もこの地を愛しました。

お湯の特徴と入り方

伊香保には性質の異なる2つのお湯があります。古くから湧く「黄金の湯」は硫酸塩泉で、鉄分を含むため湧き出たときは透明でも、空気に触れると茶褐色に変わります。体が温まりやすく、神経痛などによいとされ、子宝の湯としても知られてきました。一方、近年使われ始めた「白銀の湯」は無色透明で、メタけい酸を多く含み、なめらかな肌ざわりと紹介されます。白銀の湯は源泉の温度が低いため加温して使われます。宿によって引いている湯が違うので、予約時に確かめるとよいでしょう。

日帰り入浴と湯めぐり

石段街の途中にある「石段の湯」は、気軽に立ち寄れる公衆浴場です。石段を上りきり伊香保神社の奥へ進むと、黄金の湯の源泉をかけ流しで使う「伊香保露天風呂」があり、湯元近くの自然の中で茶褐色の湯に浸かれます。近くには黄金の湯を飲める飲泉所もあります。旅館の中にも日帰り入浴を受け付けるところがあるので、石段散策と組み合わせて回るのがおすすめです。

周辺の見どころと名物

石段街には温泉まんじゅうの店や射的場などが並び、途中の「小間口観覧所」ではガラス越しに源泉の流れを見られます。石段の上には伊香保神社があり、さらに奥へ歩くと朱色の河鹿橋が架かり、秋の紅葉の名所として知られます。大正ロマンを伝える竹久夢二伊香保記念館もあります。少し足をのばせば、名物の水沢うどんの店が並ぶ水沢地区へも行けます。

伊香保温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。伊香保温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

硫酸塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
単純温泉
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

伊香保温泉へのアクセス

電車はJR上越線の渋川駅で降り、バスで約25〜30分です。東京方面からは高速バスも運行しています。車は関越自動車道の渋川伊香保ICから国道17号・県道33号を経由して約11kmです。

伊香保温泉のおすすめの季節

河鹿橋周辺が色づく10月下旬〜11月上旬の紅葉シーズンが特に人気です。春の新緑や、夏の夕暮れに石段街を浴衣で歩くのもおすすめです。冬は石段が凍ることがあるので、歩きやすい靴で訪れましょう。

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伊香保温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると伊香保温泉は北西の方角です。本命星ごとに、東京から北西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2028年8月7日〜9月7日
○ 2028年10月8日〜11月7日
二黒土星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
三碧木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
四緑木星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2026年11月7日〜12月7日
五黄土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
六白金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年6月6日〜7月7日
七赤金星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2026年12月7日〜1月5日
八白土星◎ 2026年11月7日〜12月7日
九紫火星○ 2027年9月8日〜10月8日

主要都市から見た方位:東京から北西(約118km)、大阪から北東(約368km)、名古屋から北東(約236km)、福岡から北東(約838km)、札幌から南西(約760km)、仙台から南西(約262km)

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伊香保温泉周辺の観光は、どこいく?の伊香保温泉の旅行ガイドでも紹介しています。

伊香保温泉のよくある質問

伊香保温泉の泉質は?
茶褐色の「黄金の湯」は硫酸塩泉、無色透明の「白銀の湯」はメタけい酸を含むお湯で、宿の案内では単純温泉と表示されることが多いです。宿によって使っている湯が異なります。
茶色いお湯に入れる日帰り施設は?
伊香保神社の奥にある伊香保露天風呂は、黄金の湯の源泉をかけ流しで使っています。石段街の途中にある石段の湯も日帰りで利用できる公衆浴場です。
石段街はどのくらい歩きますか?
石段は365段あり、全長はおよそ300mです。途中に土産物店や温泉まんじゅうの店、源泉を見られる小間口観覧所などがあり、寄り道しながら上るのが楽しみです。上りきった先に伊香保神社があります。

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群馬県のお土産は全国おみやげ図鑑、伝統工芸品は全国伝統工芸品マップでも紹介しています。

参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。