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彦根仏壇ひこねぶつだん

武具師が転じて始めた「工部七職」の分業。大型でも小型でも窮屈に見せない造りと、道具を収める一体型の台。

滋賀県仏壇・仏具国指定 1975年
彦根仏壇の図案
図案は分類をもとにしたイメージです。実際の製品は各販売ページでご確認ください。
産地滋賀県(彦根市・米原市)
分類仏壇・仏具
国指定1975年(経済産業大臣指定 伝統的工芸品)
主な製品金仏壇、小型仏壇、仏具、七職の技術を生かした工芸小物
価格の目安小型仏壇 20万円前後〜、金仏壇 100万円前後〜
特徴タグ

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彦根仏壇について

彦根仏壇は滋賀県彦根市と米原市で作られる金仏壇です。江戸中期、彦根藩が高い技術をもつ武具師、塗師、細工師に武具づくりをやめて仏壇づくりに携わるよう勧めたことから、小規模な家内工業として始まりました。仏教の広まりと藩の保護により産地の体制が整い、1975年、仏壇として最初に国の伝統的工芸品に指定された一つになりました。

木地師、宮殿師、彫刻師、塗師、金箔師、蒔絵師、錺金具師の「工部七職」による徹底した分業と、プロデューサー役の「商部」が製作を取りまとめる独特の構造をもちます。木材はケヤキ、ヒノキ、スギなどを使います。

特徴・見どころ

豪華で荘厳な大型仏壇が本領ですが、小型の仏壇でも決して窮屈に見せない設計が特徴とされます。日常の使いやすさへの工夫も細かく、必要な道具や付属品を収納できる文書箱や台が一体になっています。釘やネジを使わず分解できる構造で、洗いや修理を経て「一生ものどころか二生でも三生でも」使えるといわれます。蒔絵師は山水や花鳥を一筆ずつ漆で描き、金銀の粉や青貝を蒔いて仕上げます。彦根市の七曲がりには仏壇店が並びます。

主な製品と価格の目安

  • 金仏壇
  • 小型仏壇
  • 仏具
  • 七職の技術を生かした工芸小物

小型仏壇 20万円前後〜、金仏壇 100万円前後〜。価格は作り手や仕様によって大きく変わります。目安としてご覧ください。

選び方・購入のポイント

彦根市の七曲がりに並ぶ仏壇店で複数の工房を比べられます。近年はマンションに置けるサイズや家具調のデザインにも取り組んでいるので、住まいに合わせて相談できます。宗派と寸法を伝え、分解修理の相談先も確認しましょう。

こんな人におすすめ

小型でも本格的な造りの仏壇を求める人、収納まで考えた使いやすさを重視する人、彦根の仏壇通りを歩いて選びたい人。

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