北海道の温泉

登別温泉の泉質と効能・日帰り入浴

のぼりべつおんせん 北海道登別市

登別温泉は、北海道南西部の登別市にある道内有数の温泉地です。地獄谷を中心に多くの源泉があり、1日に約1万トンもの湯が湧き出ています。硫黄泉や食塩泉、鉄泉など泉質の種類がとても多く、「温泉のデパート」とも呼ばれます。湯の違いを比べながら滞在できるのが魅力です。

泉質の分類硫黄泉塩化物泉硫酸塩泉酸性泉含鉄泉炭酸水素塩泉
泉質名の例硫黄泉・食塩泉(塩化物泉)・芒硝泉・石こう泉(硫酸塩泉)・鉄泉・酸性鉄泉・明ばん泉・緑ばん泉・重曹泉など、多くの泉質が一つの温泉地に湧いています。宿や施設ごとに引いている源泉が異なり、同じ登別でもお湯の性格が変わります。
源泉温度約45〜90℃(源泉により異なる)
お湯の色乳白色の硫黄泉が代表的。泉質により無色透明や、空気に触れて赤茶色になる鉄泉もある
特徴濁り湯日帰り入浴温泉街歴史
所在地北海道登別市

登別温泉の歴史

温泉街の始まりは江戸時代の終わり、1858年とされます。のちに第一滝本館を開く滝本金蔵が、妻の皮膚病の湯治のために私費で道を整え、湯宿を建てたことが現在の温泉街の土台になりました。その後、交通の便がよくなるにつれて宿が増え、北海道を代表する温泉地へと発展していきます。今では国内外から多くの人が訪れ、2月の湯まつりや8月の地獄まつりなど、温泉にちなんだ行事も地域の名物になっています。

お湯の特徴と入り方

登別の源泉は、日和山の火山活動でできた爆裂火口跡の地獄谷などにあります。代表的なのは乳白色で独特のにおいがある硫黄泉で、ほかに保温効果が高いとされる食塩泉、空気に触れると赤茶色になる鉄泉、酸性泉や明ばん泉などもあります。源泉の温度は高く、酸性や硫黄の強い湯は肌に刺激を感じることがあるので、長湯は避け、肌の弱い人は上がり湯で流すと安心です。硫黄で金属のアクセサリーが変色することがあるため、外してから入りましょう。

日帰り入浴と湯めぐり

大きなホテルや旅館の多くが日帰り入浴を受け付けており、第一滝本館や登別グランドホテル、登別万世閣などでは、宿泊しなくても源泉の湯を楽しめます。温泉街には地元の人も通う温泉銭湯「夢元さぎり湯」があり、ここでしか入れない明ばん泉があるといわれます。また、大湯沼から流れる川沿いには「大湯沼川天然足湯」があり、森の中で硫黄泉に足を浸すことができます。施設ごとに泉質が違うので、いくつか回って比べるのもおすすめです。

周辺の見どころと名物

温泉街の奥にある地獄谷は、白い噴気が立ち上る火口跡を遊歩道で一周できる登別の代表的な景観です。夜は照明がともり、昼とは違う雰囲気になります。さらに奥には周囲約1kmの大湯沼があり、灰色の湯面から湯気が上がる様子を見られます。泉源公園では間欠泉が噴き上がり、温泉街の閻魔堂では閻魔大王のからくりが見られます。ロープウェイで上るのぼりべつクマ牧場も人気です。

登別温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。登別温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

硫黄泉
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型は末梢循環障害も)
塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
硫酸塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
酸性泉
アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症
炭酸水素塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

登別温泉へのアクセス

電車はJR室蘭本線の登別駅で降り、路線バスで温泉街へ向かいます。札幌から特急で約1時間10分です。車は道央自動車道の登別東ICから約6kmで、札幌から高速バスも運行しています。

登別温泉のおすすめの季節

雪景色の中で白濁の湯に入れる冬が人気で、2月には湯まつりが開かれます。地獄谷周辺の散策は新緑や紅葉の時期が歩きやすく、8月の地獄まつりに合わせて訪れるのもおすすめです。

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登別温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると登別温泉は北の方角です。本命星ごとに、東京から北が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星◎ 2028年2月4日〜3月5日
◎ 2028年5月5日〜6月5日
二黒土星○ 2028年2月4日〜3月5日
○ 2028年9月7日〜10月8日
三碧木星○ 2030年2月4日〜3月5日
○ 2030年3月5日〜4月5日
四緑木星◎ 2029年3月5日〜4月4日
◎ 2029年5月5日〜6月5日
五黄土星○ 2028年2月4日〜3月5日
○ 2028年7月6日〜8月7日
六白金星○ 2028年7月6日〜8月7日
○ 2028年8月7日〜9月7日
七赤金星○ 2028年7月6日〜8月7日
○ 2028年8月7日〜9月7日
八白土星○ 2028年2月4日〜3月5日
○ 2028年7月6日〜8月7日
九紫火星◎ 2028年5月5日〜6月5日
◎ 2028年7月6日〜8月7日

主要都市から見た方位:東京から北(約767km)、大阪から北東(約995km)、名古屋から北東(約894km)、福岡から北東(約1362km)、札幌から南(約66km)、仙台から北(約471km)

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登別温泉のよくある質問

登別温泉にはどんな泉質がありますか?
硫黄泉、食塩泉、芒硝泉、石こう泉、鉄泉、酸性鉄泉、明ばん泉、緑ばん泉、重曹泉など多くの泉質があり、「温泉のデパート」と呼ばれています。宿によって引いている源泉が違います。
日帰りで入れる施設はありますか?
多くのホテル・旅館が日帰り入浴を受け付けているほか、温泉銭湯の夢元さぎり湯や、無料で使える大湯沼川天然足湯があります。受け付けの有無や時間は事前に各施設で確認してください。
登別温泉のお湯は何に良いといわれていますか?
泉質ごとに異なり、硫黄泉は皮膚の症状に、食塩泉は冷え性に、鉄泉は貧血によいなどといわれています。体調に不安がある人は医師に相談し、無理のない範囲で入浴しましょう。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。