北海道の温泉

十勝川温泉の泉質と効能・日帰り入浴

とかちがわおんせん 北海道河東郡音更町

十勝川温泉は、帯広市の北隣、音更町の十勝川沿いにある温泉地です。植物由来の有機物を含む珍しい「モール温泉」が湧き、琥珀色のお湯は北海道遺産にも選ばれています。肌がすべすべになる「美人の湯」として知られ、十勝平野の雄大な景色と、熱気球などのアクティビティも楽しめます。

泉質の分類塩化物泉炭酸水素塩泉単純温泉
泉質名の例植物由来の有機物を含む「モール泉」で、泉質名はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)やアルカリ性単純温泉などです。
源泉温度約55℃前後の源泉がある(源泉により異なる)
pHpH8前後の弱アルカリ性(源泉による)
お湯の色琥珀色〜茶褐色の透明
特徴美肌濁り湯日帰り入浴
所在地北海道河東郡音更町

十勝川温泉の歴史

十勝川温泉の湯は、古くはアイヌの人々に「薬の湯」と呼ばれていたと伝わります。1900年ごろから利用が始まり、大正時代に本格的な開発が進んで温泉地としての形が整えられました。モール温泉は、十勝川のほとりに生えていた葦などの植物が長い年月をかけて積み重なってできた亜炭の層を通って湧き出る湯で、2004年(平成16年)には北海道遺産に選ばれています。「モール」はドイツ語で亜炭を指す言葉に由来します。

お湯の特徴と入り方

十勝川温泉のお湯は、植物性の有機物を多く含むモール泉で、透明感のある琥珀色から茶褐色をしています。泉質名はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉やアルカリ性単純温泉などで、弱アルカリ性の湯はぬるっとした肌ざわりが特徴です。保湿効果が高いとされ、「天然の化粧水」とたとえられることもあります。色のついたお湯ですが清潔なもので、茶色の湯の花が舞うこともあります。湯上がりはシャワーで流しすぎず、肌の感触を楽しむ人もいます。

日帰り入浴と湯めぐり

温泉郷のホテル・旅館の多くが日帰り入浴を受け付けており、笹井ホテル、十勝川温泉第一ホテル、観月苑などでモール泉を楽しめます。宿によって源泉が異なり、色の濃さや湯ざわりに違いがあるので、入り比べてみるのもおすすめです。道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」は温泉と食、買い物を楽しめる施設で、気軽に立ち寄れます。日帰り入浴の受け付けは施設ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

周辺の見どころと名物

十勝が丘展望台からは十勝平野を一望でき、晴れた日には広々とした畑の景色が広がります。十勝川の周辺では、早朝の熱気球体験やカヌー、冬のスノーシューなど、自然を生かしたアクティビティが楽しめます。冬には光のオブジェが雪原を彩るイベント「彩凛華」が開かれます。帯広市街も近く、豚丼やスイーツなど、十勝の食材を使った名物を味わう旅と組み合わせやすい温泉地です。

十勝川温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。十勝川温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
炭酸水素塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症
単純温泉
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

十勝川温泉へのアクセス

JR帯広駅からバスで約30〜40分です。車は道東自動車道の音更帯広ICから約25分、とかち帯広空港から約40分です。札幌や新千歳空港からは高速バスも運行しています。

十勝川温泉のおすすめの季節

春から初冬にかけては早朝の熱気球体験ができ、十勝平野の景色を楽しめます。冬は彩凛華など光のイベントが開かれ、冷えた体をモール泉で温める楽しみがあります。

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十勝川温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると十勝川温泉は北東の方角です。本命星ごとに、東京から北東が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星◎ 2026年10月8日〜11月7日
二黒土星○ 2027年1月5日〜2月4日
三碧木星◎ 2026年12月7日〜1月5日
四緑木星◎ 2030年10月8日〜11月7日
○ 2031年4月5日〜5月6日
五黄土星○ 2027年1月5日〜2月4日
六白金星○ 2026年12月7日〜1月5日
七赤金星◎ 2029年3月5日〜4月4日
◎ 2029年5月5日〜6月5日
八白土星○ 2027年1月5日〜2月4日
九紫火星◎ 2026年10月8日〜11月7日

主要都市から見た方位:東京から北東(約865km)、大阪から北東(約1139km)、名古屋から北東(約1027km)、福岡から北東(約1528km)、札幌から東(約155km)、仙台から北東(約562km)

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十勝川温泉のよくある質問

モール温泉とは何ですか?
植物由来の有機物を多く含む温泉のことです。十勝川温泉では、葦などが堆積してできた亜炭層を通って湧く湯が琥珀色をしており、北海道遺産にも選ばれています。
十勝川温泉は美肌の湯ですか?
保湿効果が高いとされ、「美人の湯」として知られています。弱アルカリ性の湯はぬるっとした肌ざわりで、湯上がりに肌がすべすべすると感じる人が多いお湯です。
日帰りで入れる施設はありますか?
多くのホテル・旅館が日帰り入浴を受け付けています。道の駅ガーデンスパ十勝川温泉も立ち寄りやすい施設です。受け付けの有無や時間は事前に確認してください。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。