島根県の温泉

温泉津温泉の泉質と効能・日帰り入浴

ゆのつおんせん 島根県大田市

温泉津温泉は、島根県大田市の日本海に面した小さな港町の温泉地です。約1300年前の開湯と伝わり、石見銀山の銀を積み出す港としても栄えました。温泉街は世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部で、茶褐色に濁る濃い湯の共同浴場が二つあります。

泉質の分類塩化物泉
泉質名の例共同浴場の元湯と薬師湯は、源泉は別ですがどちらもナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。成分が濃く、空気に触れると茶褐色に色づきます。
源泉温度約46〜50℃
pH中性(元湯の源泉)
お湯の色淡い茶褐色のにごり湯
特徴濁り湯湯めぐり日帰り入浴温泉街海歴史
所在地島根県大田市

温泉津温泉の歴史

温泉津の湯は約1300年前に見つかったと伝えられ、傷ついたタヌキが湯で体を癒やしていたという言い伝えが元湯に残ります。戦国時代から江戸時代にかけては、石見銀山の銀の積み出し港として栄え、代官や武将、文人などが湯に浸かりました。薬師湯は1872年の浜田地震のあとに湧き出した湯です。温泉街は世界遺産の一部であり、温泉街として全国で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。

お湯の特徴と入り方

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、成分がとても濃い湯です。湧き出たばかりは透明に近いものの、空気に触れると淡い茶褐色に濁り、浴槽のふちには湯の花がこびりついています。塩分を含むため体がよく温まるといわれます。源泉温度が高く熱めに感じることもあるので、かけ湯をしてからゆっくり入るのが安心です。成分が濃いので長湯は控えめにしましょう。湯上がりは肌に成分が残りやすいので、気になる人は軽く流してください。

日帰り入浴と湯めぐり

温泉街には共同浴場が二つあります。一つはタヌキの伝説が残る「元湯(泉薬湯)」で、古くから地元の人に親しまれてきた湯です。もう一つの「薬師湯」は、日本温泉協会の天然温泉表示で全項目が最高評価の「オール5」を受けた源泉かけ流しの湯です。どちらも徒歩で行ける距離にあるので、石州瓦の家並みを歩きながら入り比べるのがおすすめです。

周辺の見どころと名物

土曜日の夜には龍御前神社で石見神楽が上演され、迫力のある舞を間近で見られます。高台の清水大師寺からは温泉街と日本海を見渡せます。窯元が集まる「やきものの里」には大きな登り窯があり、焼き物づくりの体験もできます。少し足を延ばせば世界遺産の石見銀山の銀山地区や大森の町並み、鳴り砂の琴ヶ浜へも行けます。地酒の「開春」も町の名物です。

温泉津温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。温泉津温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

温泉津温泉へのアクセス

電車はJR山陰本線の温泉津駅から徒歩約17分、またはバスやタクシーで向かいます。車は山陰自動車道の温泉津ICから国道9号経由で約5〜10分です。

温泉津温泉のおすすめの季節

夜神楽が上演される土曜日に合わせて訪れるのがおすすめです。石見銀山の散策を楽しむなら気候のよい春と秋が歩きやすく、冬は体がよく温まる濃い湯がいっそうありがたく感じられます。

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温泉津温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると温泉津温泉は西の方角です。本命星ごとに、東京から西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星○ 2027年2月4日〜3月6日
○ 2027年5月6日〜6月6日
二黒土星○ 2027年1月5日〜2月4日
三碧木星○ 2027年5月6日〜6月6日
○ 2027年8月8日〜9月8日
四緑木星◎ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年6月6日〜7月7日
五黄土星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
六白金星○ 2026年10月8日〜11月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
七赤金星○ 2026年11月7日〜12月7日
○ 2027年1月5日〜2月4日
八白土星◎ 2027年2月4日〜3月6日
◎ 2027年7月7日〜8月8日
九紫火星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年1月5日〜2月4日

主要都市から見た方位:東京から西(約675km)、大阪から西(約290km)、名古屋から西(約412km)、福岡から北東(約244km)、札幌から南西(約1177km)、仙台から南西(約838km)

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温泉津温泉のよくある質問

温泉津温泉のお湯は何色ですか?
成分が濃いナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、空気に触れると淡い茶褐色に濁ります。浴槽には湯の花が固まって付いていることもあります。
「オール5」とは何ですか?
日本温泉協会の天然温泉表示制度で、源泉の質や新鮮さなどの全項目が最高評価の5だったことを指します。温泉津では共同浴場の薬師湯が受けています。
日帰りで入れる共同浴場はありますか?
「元湯」と「薬師湯」の二つの共同浴場で日帰り入浴ができます。どちらも温泉街の中にあり、歩いて湯めぐりできます。営業時間は事前に確認してください。

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参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。