静岡県の温泉

熱海温泉の泉質と効能・日帰り入浴

あたみおんせん 静岡県熱海市

熱海温泉は、静岡県熱海市の相模湾に面した温泉地です。1200年以上の歴史があるとされ、徳川家康が湯治に訪れたことでも知られます。塩化物泉を中心とした湯冷めしにくいお湯と、海の眺め、新鮮な魚介が魅力で、東京から近い温泉地として親しまれています。

泉質の分類塩化物泉硫酸塩泉単純温泉
泉質名の例ナトリウム・カルシウム-塩化物泉やカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉が中心で、塩化物泉と硫酸塩泉で約9割を占めます。単純温泉の源泉もあり、宿ごとに自家源泉を持つところも多くあります。
源泉温度約42〜92℃(源泉により異なる)
pH弱アルカリ性の源泉が多い
お湯の色無色透明
特徴温まり海日帰り入浴温泉街歴史
所在地静岡県熱海市

熱海温泉の歴史

熱海温泉は、箱根権現の万巻上人が海の中に湧いていた温泉の湯脈を、今の大湯間欠泉の場所に移したのが始まりと伝えられます。徳川家康は1597年と1604年に大湯で湯治をしたとされ、のちの将軍の時代には大湯の湯を樽に詰めて江戸城まで運ぶ「御汲湯」も行われました。大湯は熱海七湯の一つで、かつては一日に何度も熱湯を噴き上げていましたが、関東大震災のころに噴出が止まり、今は人工的に再現されています。

お湯の特徴と入り方

熱海温泉の源泉は、塩化物泉と硫酸塩泉が約9割を占めます。塩分を含む湯は体を包むように温め、湯冷めしにくいといわれます。多くは弱アルカリ性で、肌あたりはやわらかめです。源泉の温度は40℃台から90℃台までと幅があり、宿ごとに自家源泉を持つところも多いので、お湯の個性を比べるのも楽しみです。塩化物泉は汗をかきやすいので、入浴前後に水分をとり、上がったあとは体を冷やしすぎないようにしましょう。

日帰り入浴と湯めぐり

熱海には日帰り入浴を受け付けるホテルや旅館が多く、海を望む露天風呂に立ち寄りで入れるところもあります。熱海海浜公園のマリンスパあたみは、さまざまな浴槽をそろえた温泉施設で、プールも併設しています。熱海駅前には足湯「家康の湯」があり、到着してすぐに温泉気分を味わえます。日帰り入浴の受け付けや時間は施設ごとに異なり、混み合う時期もあるので、事前に確かめておきましょう。

周辺の見どころと名物

温泉街の中心には、熱海七湯の一つとして知られる大湯間欠泉があり、数分おきに湯を噴き上げる様子を見られます。明治時代に開かれた熱海梅園は、早咲きの梅の名所です。起雲閣は、かつて別荘や旅館として使われた建物で、文人ゆかりの場所でもあります。熱海港から高速船で渡る初島や、海の花火大会も人気です。名物は熱海港や網代港で揚がるアジなどの魚介で、寿司や干物が味わえます。

熱海温泉の効能(泉質別の適応症)

環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。熱海温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。

塩化物泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
硫酸塩泉
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
単純温泉
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。

熱海温泉へのアクセス

電車は東京駅から東海道新幹線で約40〜50分、JR熱海駅で降りれば温泉街へ歩いて行けます。在来線の東海道本線でも向かえます。車は東名高速道路の厚木ICから小田原厚木道路などを経由して約1時間です。

熱海温泉のおすすめの季節

1月から3月は熱海梅園の梅が見ごろで、寒い時期に温まりやすい塩化物泉を楽しめます。夏は海水浴や海上花火大会でにぎわい、花火大会は夏以外の季節にも開かれます。

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熱海温泉は誰の吉方位?

どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると熱海温泉は南西の方角です。本命星ごとに、東京から南西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。

本命星次に吉方位になる時期
一白水星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年6月6日〜7月7日
二黒土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
三碧木星○ 2026年12月7日〜1月5日
四緑木星○ 2027年3月6日〜4月5日
○ 2027年4月5日〜5月6日
五黄土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
六白金星○ 2029年5月5日〜6月5日
○ 2029年6月5日〜7月7日
七赤金星◎ 2027年7月7日〜8月8日
八白土星◎ 2026年10月8日〜11月7日
◎ 2027年4月5日〜5月6日
九紫火星○ 2026年12月7日〜1月5日
○ 2027年9月8日〜10月8日

主要都市から見た方位:東京から南西(約90km)、大阪から東(約329km)、名古屋から東(約200km)、福岡から東(約812km)、札幌から南(約908km)、仙台から南西(約387km)

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熱海温泉のよくある質問

熱海温泉の泉質は何ですか?
塩化物泉と硫酸塩泉が約9割を占め、単純温泉の源泉もあります。塩分を含む湯は湯冷めしにくいといわれます。宿ごとに自家源泉を持つところが多く、泉質や温度は施設によって違います。
大湯間欠泉とは何ですか?
熱海七湯の一つで、徳川家康も湯治をしたと伝わる熱海温泉の中心的な源泉です。昔は自然に熱湯を噴き上げていましたが、噴出が止まったため、今は人工的に再現され、数分おきに噴湯します。
熱海で日帰り温泉に入れますか?
日帰り入浴を受け付けるホテルや旅館が多く、温泉施設のマリンスパあたみもあります。熱海駅前には足湯もあります。受け付けの時間や休みは施設ごとに違うので、事前に確認しましょう。

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静岡県のお土産は全国おみやげ図鑑、伝統工芸品は全国伝統工芸品マップでも紹介しています。

参考にした資料

泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。