岡山県の温泉
奥津温泉の泉質と効能・日帰り入浴
おくつおんせん 岡山県苫田郡鏡野町
奥津温泉は、岡山県北部の鏡野町、吉井川上流の山あいにある静かな温泉地です。美作三湯の一つで、アルカリ性単純温泉のなめらかな湯は「美人の湯」と呼ばれています。川沿いに老舗旅館や民宿が並び、すぐ下流には紅葉の名所・奥津渓が続きます。
| 泉質の分類 | 単純温泉 |
|---|---|
| 泉質名の例 | 泉質はアルカリ性単純温泉で、pH9.2前後のなめらかな湯です。湯郷温泉・湯原温泉とともに「美作三湯」の一つに数えられ、「美人の湯」として親しまれています。 |
| 源泉温度 | 約35〜44℃(源泉により異なる) |
| pH | pH9.2前後のアルカリ性 |
| お湯の色 | 無色透明 |
| 特徴 | 美肌日帰り入浴渓谷秘湯歴史 |
| 所在地 | 岡山県苫田郡鏡野町 |
奥津温泉の歴史
神話の時代に少彦名命が湯を見つけたという伝説が残る、古い温泉です。江戸時代には津山藩の湯治場として整えられ、藩主の森忠政が浴場に鍵をかけて一般の人の入浴を禁じたことから「鍵湯」の名が生まれたと伝わります。近代以降は与謝野鉄幹・晶子夫妻や版画家の棟方志功など多くの文人が訪れ、藤原審爾の小説『秋津温泉』の舞台としても知られるようになりました。今も鍵湯は奥津温泉を象徴する存在です。
お湯の特徴と入り方
泉質はアルカリ性単純温泉で、pHは9.2前後です。無色透明でにおいは控えめ、肌がすべすべになる感触があることから美人の湯と呼ばれています。源泉温度は35〜44℃ほどと高すぎず、刺激の少ないやさしい湯なので、ゆっくり浸かるのに向いています。名泉鍵湯 奥津荘では浴槽の底から源泉が湧き出しており、深い「立湯」もあります。湯温がぬるめでも長湯をすると体力を使うため、こまめに水分をとりましょう。
日帰り入浴と湯めぐり
温泉街の中心には日帰り温泉施設「奥津温泉 花美人の里」があり、ジェットバスや露天風呂、サウナ、家族風呂を備えています。女性用露天風呂に花を浮かべる日もあります。また、藩主ゆかりの鍵湯を内湯に持つ名泉鍵湯 奥津荘でも日帰り入浴を受け付けています。受け付けの有無や時間は変わることがあるため、事前に各施設で確認してください。
周辺の見どころと名物
温泉街の少し下流には、約3kmにわたって奥津渓が続きます。清流が岩を削ってできた渓谷で、一部は国の名勝に指定されており、遊歩道から滝や奇岩を眺めながら散策できます。紅葉の見ごろは10月中旬から11月です。奥津橋のたもとでは、女性が川の中で足踏みをして洗濯をする伝統の「足踏み洗濯」が、春から秋の休日の朝などに観光用として実演されています。
奥津温泉の効能(泉質別の適応症)
環境省の基準では、温泉の効能は「適応症」として泉質ごとに定められています。奥津温泉の主な泉質にあてはまる適応症は次のとおりです(入浴した場合)。効き方には個人差があり、病気を治すものではありません。
- 単純温泉
- 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
このほか、すべての療養泉に共通する「一般的適応症」(冷え性、疲労回復、健康増進など)があります。適応症は泉質の基準を満たす「療養泉」についてのものです。宿や源泉ごとの泉質は、浴場に掲示されている温泉分析書で確かめてください。病気の治療中の方は、医師に相談してから入浴しましょう。詳しくは適応症(効能)の見方と温泉の正しい入り方をご覧ください。
奥津温泉へのアクセス
車は中国自動車道の院庄ICから国道179号を北上して約25分です。公共交通はJR津山駅や院庄駅から石越行きのバスに乗り、「奥津温泉」で降ります。大阪からは高速バスも運行しています。
奥津温泉のおすすめの季節
奥津渓が色づく10月中旬から11月が特に人気です。春の新緑や夏の川沿いの涼しさも心地よく、足踏み洗濯の実演が見られるのは3月から11月ごろです。
♨ JTBで奥津温泉の宿・旅館を探す奥津温泉は誰の吉方位?
どこいく?の吉方位診断では、気学(九星)にもとづいて、生まれ年ごとに旅するとよい方角と時期を調べられます。東京から見ると奥津温泉は西の方角です。本命星ごとに、東京から西が吉方位になる時期は次のとおりです(2026年10月8日時点の暦で計算。◎吉方位・○ややよし)。
| 本命星 | 次に吉方位になる時期 |
|---|---|
| 一白水星 | ○ 2027年2月4日〜3月6日 ○ 2027年5月6日〜6月6日 |
| 二黒土星 | ○ 2027年1月5日〜2月4日 |
| 三碧木星 | ○ 2027年5月6日〜6月6日 ○ 2027年8月8日〜9月8日 |
| 四緑木星 | ◎ 2026年11月7日〜12月7日 ○ 2027年6月6日〜7月7日 |
| 五黄土星 | ○ 2026年10月8日〜11月7日 ○ 2027年1月5日〜2月4日 |
| 六白金星 | ○ 2026年10月8日〜11月7日 ○ 2027年1月5日〜2月4日 |
| 七赤金星 | ○ 2026年11月7日〜12月7日 ○ 2027年1月5日〜2月4日 |
| 八白土星 | ◎ 2027年2月4日〜3月6日 ◎ 2027年7月7日〜8月8日 |
| 九紫火星 | ◎ 2026年10月8日〜11月7日 ◎ 2027年1月5日〜2月4日 |
主要都市から見た方位:東京から西(約532km)、大阪から北西(約153km)、名古屋から西(約269km)、福岡から北東(約368km)、札幌から南西(約1083km)、仙台から南西(約707km)
🧭 あなたの生年月日と出発地で、吉方位の温泉を探す(どこいく?)奥津温泉のよくある質問
- 奥津温泉の泉質は何ですか?
- アルカリ性単純温泉で、pHは9.2前後です。無色透明で刺激が少なく、肌がすべすべになる感触から「美人の湯」と呼ばれています。
- 日帰りで入れる施設はありますか?
- 温泉街の中心にある日帰り温泉施設「奥津温泉 花美人の里」で入浴できます。名泉鍵湯 奥津荘でも日帰り入浴を受け付けています。時間などは事前に確認してください。
- 「鍵湯」とは何ですか?
- 江戸時代に津山藩主の森忠政が、浴場に鍵をかけて一般の人を入れなかったと伝わる湯です。現在は名泉鍵湯 奥津荘の内湯として入ることができます。
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参考にした資料
泉質・源泉温度などは、温泉地を代表する源泉の公開情報をもとにした目安です(2026年10月確認)。宿や源泉ごとに異なる場合があります。最新の情報は各施設の温泉分析書や公式サイトでご確認ください。